月別アーカイブ: 2017年9月

マウントしているPSTファイル一覧をPowerShellで出力

OutlookでPSTファイルを使用している環境で、
ユーザーがどの程度使用しているか実態を把握したい場合があります。

この場合、以下のPowerShellコマンドで出力可能です。

$Olk = New-Object -comObject Outlook.Application;
$Olk.Session.Stores | where{($_.FilePath -like '*.pst')} | ft DisplayName,FilePath -Autosize;

ログオンスクリプトなどに組み込んで共有ファイルサーバーにテキスト出力するなどすれば
ユーザーに紐づいて情報が入手できます。

AD時刻同期への考慮

AD環境では、ドメイン上のすべてのコンピューターでKerberos認証を行うため、
クライアントはドメインコントローラーと同じ時刻である必要があります。
何らかの理由で時刻が5分以上ズレた場合、ログインすることができません。
この場合は手動でクライアントの時刻を修正し、ズレを5分以内にする必要があります。

ドメイン内の時刻は、PDCエミュレーターの役割を持つドメインコントローラーがマスターとなります。
時刻同期は以下のような順序を取ります。

1. PDCエミュレーターのドメインコントローラー
  ↑(参照)
2. PDCエミュレーター以外のドメインコントローラー
  ↑(参照)
3. メンバーサーバー、クライアント

メンバーサーバー、クライアントはあくまで認証先のADサーバーを参照します。
マルチドメイン環境の場合は、フォレストルートドメインをマスターとして、ドメイン階層に従って反映されます。

このような構成を取るため、PDCエミュレーターのドメインコントローラーに対しては、
時刻同期元となるNTPサーバーの指定が必要です。
以下のコマンドを実行することで設定することができます。
w32tm /config /manualpeerlist:timeserver /syncfromflags:manual /reliable:yes /update
※ timeserverには任意のNTPサーバーを指定してください。
※ 単一障害点とならないよう、NTPサーバーは複数指定するべきです
※ 複数指定する際はダブルクォートで括ります「/manualpeerlist:”timeserver01 timeserver02″」

設定後、w32timeサービスを再起動することで設定を反映させます。
net stop w32time
net start w32time

同期の状態を確認するには、以下のコマンドが必要です。
w32tm /query /source

--
構成変更や障害などでPDCエミュレーターの役割を移動させた場合でも、
時刻同期の設定は自動的に反映されません。
切替を実施した際は、手動で時刻動機設定を再度実施する必要があります。

改元が行われる際のシステム影響

こんな記事を見つけました。

改元が行われた際の Exchange Server への影響について
https://blogs.technet.microsoft.com/exchangeteamjp/2017/08/24/impact-on-exchange-when-new-era-starts/

確かに天皇陛下も退位の意向を示しているわけで、
このような話題も出てくるのだなと感心してしまいました。
よくよく考えてみれば前回は約30年前なのですね。

普段自分が設計/構築するシステムではあまり影響が無いように考えていたのですが、
帳票関連などやられている方はテンプレートなどの修正/差し替えが大変そうですね。

どうしても譲れない仕様であるならばともかく、基本的にシステムは
外乱に影響されず拡張性/保守性を高めた構成であるべきだと強く思いました・・・・。